今朝のこと。
ふと北の窓を見ると網戸に足を引っ掛け、蝉が静かに止まっていました。
今年の夏はお初。
この窓はひと休みするのにちょうど良いのか、毎夏、こうして蝉が止まるんです。
「蝉って長い間土の中にいて、外に出たら短い命なんだよねぇ」
朝食を食べながら夫と話しました。可哀想だねぇ、とも。
確か七日ほど?
『八日目の蝉』という映画があったこと、思い出しました。
角田光代さんの原作。
両親の故郷の小豆島が舞台だったんですよね。
可哀想だと言ったけど
でもそれが蝉の生き方なんだし
きっと蝉は短いだなんて思わず自分の命を全うするだけなんだろうし
蝉なりに 精一杯「生」を謳歌しているんだとしたら
可哀想だと決めつけるのは失礼だなと後で反省。
蝉ほどに十分に生きているの?って自分自身に。
ちょっと調べてみましたら、
蝉は数年から十数年を土の中で過ごし、成虫になり地上に出てからは1週間ほどで死ぬと言われていますが
実際には10日以上、種によっては1ヶ月ほど生存するということを、広島県の高校生が突き止めたとか。
今日はお盆の入り。
新型コロナウイルスの第二波が猛威を振るっている状況で、県をまたいでの長距離移動はリスクが大きいと考え
5月末に亡くなった父の新盆法要の出席を諦めました。
私がいないから父が蝉の姿になって様子を見に来たのかな、なんてね(笑)
明日も晴れて暑そうです(*_*;
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