国勢調査調査票が届いた。
これまでの国勢調査では調査員の方が一軒一軒訪問し、直接配っておられたが、
新型コロナウィルス感染防止の為ということで、今回は郵便受けに入っていた。
回答は「インターネット」か「同封の調査票に記入後郵送」。
事情により調査票を回収に来て欲しい人は、連絡すれば取りに来てくれる。
それで我が家では、少し前の労働力調査もそうしたが、インターネットで回答した。
さくさくっと簡単に回答が済み、ポチっと送信で終了。
カンターーン!
世帯員の数がそもそも2名。(以前は5名だったから調査票2枚必要だったのか)
住んでいる人間のこと、住まいのこと、国籍のこと、教育のこと、いたってシンプル。
何よりその2名がプータロー、いえ仕事していないから、
後半、就業者についての項目は全くスルーで記入終わりとなるのだ。
あっけなさ過ぎて、爽快だった。
ちなみに、労働力調査ではもっと簡単だった。
昔、夫や自分が働いていた頃は、細々とした項目にあれこれ悩んで記入した覚えがある。
そうそう、当時は鉛筆で記入したんだった。
しかし、今回の調査は自己紹介レベルで終わり、我々は今や労働力ではないことを改めて認識した次第。
かといって、そのことに特に寂しさを感じることも無く、
逆に、働かないのにとりあえず暮らしていけていることに、なんとまあ有難いと思うのだった。
ところで、
国勢調査の「9月24日から30日までの1週間に仕事をしましたか」という項目。
仕事とは“収入を伴う仕事をいい自家営業(農業や店の仕事など)の手伝いや内職・パートタイム・アルバイトを含める”。
先の日付であるが、私たちに仕事をする予定は皆無なので、“少しも仕事をしなかった人”に進む。
その状況として5つの選択肢があった。
・仕事を休んでいた
・仕事を探していた
・家事
・通学
・その他(幼児や高齢など)
さて、自分は“家事”だろうと迷いは無い。
家事という労働が収入を伴わないのが残念だが、
そして、それによって“少しも仕事をしなかった人”と選別されるのは心外だが、
そんな社会の片隅のパソコンの前でイチャモンつけても仕方ない。
少なくとも“その他(幼児や高齢など)”ではなく、
家事という“仕事をした人”という、せめてもの意思表示(が、伝わるはずもないが)として“家事”をポチり、記入を終えた。
(ごちゃごちゃ言ってますが、それほどの意思があるわけではない( ̄▽ ̄;))
はて、夫はどれ?
その他? 高齢者という意味の? 年金暮らしで、家でブラブラしています的な?
だけど、と思い浮かべてみる。
掃除機をかけるのは主に夫の担当。しかも、なかなか丁寧な仕事ぶり。
ゴミ捨ても基本夫に頼み、頼んだ時に気持ち良く引き受けてくれるのは有難い。
洗濯は私の担当だが、乾いた洗濯物を取り込むと夫がその場にいる時は当たり前に畳んでくれる。
料理も私が担当するが、食事前後のお運びさんをやってくれるのでとても助かる。
最初の頃は考察が足りなかったり機転が利かなかったりで無駄な動きが多かったが、
近頃はツーと言えばカー、手際よく動いてくれるので効率がグンと上がった。
食後のコーヒーを夫が自分の役割として用意してくれるのも嬉しい。
もちろん!家事の大部分を担っているのは私だけど(と一応言わずにおれない心の狭さ)
夫の家事力も評価すべきか。
うーーむ。( ̄ー ̄)
少し悩んで夫を“家事”に入れてあげたのだった。 アハッ(^▽^;)
↑ポチ頂けると嬉しいです(^^)/