NHK朝ドラ『エール』もいよいよ最終週となった。
主人公の古山裕一・音夫妻の一人娘、華も結婚し母となっている。
看護師として働きながら幼い男の子を育てているらしく、
今日は急な仕事で遅くなりそうだからと両親に息子を預けに来ていた。
申し訳なさそうに頼む娘に「はいはい」と引き受ける音。
おとなしく音おばあちゃんの膝の上にちょこんと座るその男の子は我が家の上の孫くらい?
お利口さんなお顔でおかあさんを見送るのだった。
そんな様子に思わず「あれくらいおとなしかったら、いつだって預かるわ~」と私。
夫も苦笑(*´з`)
そう( ̄ー ̄)。
悪いけど(何が?(笑))、ウチの孫はけた外れに元気なのだ。特にお兄ちゃん。
元気でいいわね~!の限度を超えた元気者。
好奇心が有り余るゆえの落ち着きの無さに、
これまたとても幼児とは思えない有り余る体力をもってして、
外では糸の切れた凧が如く飛び回り続け、
家の中ではあの丸いお掃除ロボットが如く動き回り続ける。
お掃除ロボットくんの通った後はキレイになるけれど、
孫が通った道筋にはこれでもかとおもちゃが散らばり、時に闘いや破壊の痕跡も。
娘三人の親だった私は、昔、男の子をもつママ友に
「男の子はやんちゃぐらいでいいんじゃない?」などとわかったようなことを言っていたが、
やんちゃにも程があることを、ばあばになって思い知った。
先日、孫たちの元へ出かけた。
『エール』の華ちゃんと同じ看護師の娘の少しでも助けになればと、
孫たちの遊び相手になるためである。
着いてすぐ、孫二人と少し遠い公園へ歩いて行くことにした。
3歳10ヶ月のお兄ちゃんはそんな距離など屁の河童(失礼💦)と言わんばかりにズンズン歩く。
公園では遊具を上に下に動き回り、かくれんぼやかけっこで走り回り、かなりの運動量だったが、
その後の帰り道も全く問題無く歩き通した。
凄いね~、エライね~。おだて半分、褒めまくる。
2歳1ヶ月の弟くんは歩き始めてすぐ「ガッコ(抱っこ)」をせがんでばあばに抱かれたが、
そんな彼も帰り道は全部歩いた。
大人どもを圧倒し疲れさせる元気者もこういう時は助かる( ̄▽ ̄;)
家に戻り、お昼ご飯を食べ、今度は家の中で遊び始めたのだが、
お外では一切揉めなかったのに、いつもの兄弟げんかがすぐに始まった。
動きは激しいのに、ボヤっとしてとっぽいところのある兄と、
力ではまだ兄に敵わないが、いたいけな顔の裏にずる賢さを隠し持つ弟との闘いである。
しかもエンドレス。
お気に入りのブロックで何かを作り始めた兄。
ちなみに、上の孫にとってブロック遊びは数少ない集中出来るもののようで、
今回、一人静かに創作活動に勤しんでいる様子にばあばはちょっと感動した。
ところが、弟、それを見るやささっと近づき、一つのブロックを手に取りその場を素早く離れた。
それはたった一つしかない形のブロックで、いつも二人の間で争奪戦になるらしいのだが、
最後にそのブロックをくっつけて兄の作品は完成するはずが、あれ?ない??
確かここにあったのにと辺りを見回すと、まぁたアイツが持ってるじゃないか⁉(;゚Д゚)
じいじと遊んでいて特にブロックに興味を示していなかった弟くんだったのに、
お兄ちゃんがブロックで遊び始めた途端、そういうことするのだ。
「それ、返して~!それをつけたら出来上がりなの~」と兄。渡してなるものかと弟。
しかし、如何せん。力はまだ兄の方が強い。
無理やりの力勝負に負けて泣く弟くんだった。
お兄ちゃんがマットレスで基地を作る。
じいじが怪獣でボクは仮面ライダー。じいじのベルトを貸してもらって変身!
ところが、またもや弟くんが飛んで来て、基地を破壊。
「やめてーー!」と兄は叫ぶが、弟は何故か大喜びでやめない。
あ!と思った瞬間、兄の反撃に遭い、鼻の頭と頬っぺたに引っ搔き傷を喰らった弟くんだった。
当然大泣きの弟くん。
反撃のポーズのまま、何とも言えない表情のお兄ちゃん。
ママは公平に叱った。
「ばあばね、思うんだけど」と上の孫に話してみた。
「今のは○○ちゃん(弟)が悪いね。だけど、お顔を引っ掻くのはダメじゃない?◇◇ちゃん(兄)も悪くなっちゃうよ」
しばらく基地の中に隠れた後、出てきてばあばの胸に顔をうずめた上の孫を抱きしめながら、
お兄ちゃんも辛いねぇと可哀想になる。
お顔を引っ掻くのがダメなら、どういう方法を教えてあげればいいのだろうと悩んでしまうのだった。
何か考えているようにしばらく其処にいた雀くん。キミも辛いのかい?(;^ω^)
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