今日もまた暑い。
当地では36度の猛暑日になるらしい。
朝早くからエアコンの冷房は入れっぱなし。
電気代も気になるけど、そろそろ高齢者なので熱中症には気をつけねば。
ただ、夜中、寝ながらの冷房は苦手なのでエアコンは停止。
全部の窓を網戸にし風を取り入れつつ、アイス〇ンで体を冷やしながら寝ている。
もちろんエアコンほどの涼しさを得られるわけではないが
枕元を流れる微かな冷気やアイス〇ンの冷たさでほどほどに心地良く眠れる。
北側に窓がいくつかあるのが夏には幸いして
夜半から朝方にかけてその窓から冷えた風が入って来るのも有難い。
昨夜はそれにしても暑く、暑さで目が覚めた。
すぐに寝付けない中でどうしてこんなに暑くなったんだろうと昔のことを思い出した。
結婚と同時に移り住んだ仙台の住まいにはエアコンが無かった。
夜は当然のことながら日中も冷房を必要としなかった。
最近の全国の気温を見ると北国も南国も関係無いかのような数字が示されていて驚く。
おそらく東北仙台の家庭でも今やエアコンは普通に使用されているのだろう。
10年ほど前、夫が札幌に単身赴任中に住んでいたマンションにもエアコンは無かった。
冬の寒さに対応すべくストーブが備え付けられていたが、冷房は不要だったのだ。
先日、札幌在住のブロガーの方がご近所が軒並みエアコンを設置していることに驚いたと書かれていた。
札幌もまた北海道とは思えない30度超えの暑い日が続いているよう。
住んでみたいと思っている信州松本も然り。
住みたい要因の一つに夏の涼しさがあったのだが、今や何処に暮らしても夏は暑いということか。
それでも、
仙台も札幌も松本もきっと夜は涼しいのではと思っている。
夜涼しくなって快適に眠れるなら日中の暑さは我慢できる。
ちなみに、夫の実家のある群馬県。暑いので有名な館林市があり確かに暑い。
同様に我が家のある埼玉県。これまた昔から暑さで有名な熊谷市がある。
どちらも暑く、ピーク時は猛暑日の連続である。
40度超えは“なに日”だったか？たまにある。
ただ、夫の実家に泊まると夜の涼しさが全然違うのだ。
夕方から夜にかけて上州名物の雷が鳴り雨が降るとぐっと涼しくなる。
網戸にして眠りに入るが、夜中から朝にかけては涼し過ぎて窓ガラスを閉めるほど。
そういえば夫の実家もずっとエアコン要らずだった。
孫たちが暑いと可哀想だからと義父がエアコンをつけてくれたのだった。
今、日中は冷房を入れずにはいられないが、やっぱり夜は自然の風で眠れている。
…………………………
今週初め、緊急事態宣言が発令された当地。
感染者数が急激に増え一日1000人を超えた。
発令された日、用事があり出かけたのだが、道行く間、周りの様子に何ら変わりはない。
最初の緊急事態宣言の際に食品売り場以外が営業停止となり、すっかり閑散とした地元のモール。
その中にあるATMに行かねばならず、開いているかな？と思いながらだったが
開いているどころか、全店舗通常通りの営業。
人混みも通常通りで、フードコートも通常通り。
何より人々の様子が本当に通常通りで緊急事態感が全く無し。
呆気にとられる思いで眺めながら、かく言う自分もここにいる。
公共施設の利用も今まで通りで、特別に制限が増えたということもない。
施設内で開催される教室も以前は全て中止になったが、今回は続行。
緊急事態宣言が出たが、私たちの生活はほとんど変わっていない。
何処かで誰かが制限されていたり、変わることを求められているとしたら
そこにプレッシャーが集中しているのだろうか。
大変な思いをしている人はいつもそうで、いつまで経ってもそう。
なんだか申し訳ない。
北側の窓に蝉くん。スポーツクライミングよろしく網戸をよじ登ります。
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