すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

大谷くんと聡太くんとウチの孫の「負けず嫌い」


先日のWBC
侍ジャパンの優勝で大いに盛り上がったのはまだ記憶に新しいところ。

未だに忘れないシーンはそれはもうたくさんありますが

その一つ、
大谷翔平選手の、闘志を前面に押し出し、チームメイトを激しく鼓舞するパフォーマンスは特に印象深い。


理性的で冷静、温厚で穏やか。
日頃の大谷選手を見ていれば、そういった印象を持つ人が多いのではないでしょうか。

私もそうでしたが
WBCでの感情を爆発させる大谷選手を見て、ああ、やっぱり彼も相当な負けず嫌いだと
嬉しいような楽しいような気持ちにさせられました。


今は自らその負けず嫌いを露にし
チームメイトの中にある炎を激しく燃やすべき時と
そこも又、大谷選手の冷静な判断だったのかなと思う部分もありますが。


そりゃそうでしょう。負けず嫌いじゃなきゃここまで来ない。

しかも、一流の選手ならではの超一流の負けず嫌いとお見受けする。

滅多に表には出さないけれど、大谷選手の体の奥には超高温の青白い炎が燃え続けている。

彼のプレーの一つ一つにその炎が見えるようでしたから。



負けず嫌いと言えば、

将棋の藤井聡太六冠もかなりの負けず嫌いかと
それは以前から思っていて。


彼がまだずっと幼い頃、将棋大会の決勝?で負けて。
それでも2位ですから、壇上で表彰されるのですが
相当悔しかったのでしょう。
ずっと俯いたまま、多分泣いていて、インタビューにも全く答えられなかった。

という映像を観た時、

その悔しがりっぷりに、幼いながらもその域を超えた負けず嫌いを見た気がして
驚くやら、何だか楽しいやらで。


だからこその、藤井六冠の今なのでしょうね。


「聡太くん」は一見大人しめの、穏やかでごく普通の青年だけど
こと、将棋に関しては彼の奥底には負けず嫌いの炎が燃え盛っているのだろうなあと。



負けない為に、技術の向上を目指し努力を怠らないは当然

負けない為に、精神力を高め己を律する

それでも負けた時、

次に負けない為に、負けた原因と良かったことを整理する

そして、負けたことを無駄にせず前進の糧にする


大谷翔平選手と藤井聡太六冠

それぞれインタビューなどで話されていることを聞くと
とても似ている気がして。

生半可なそれではなく、共に超一流の「負けず嫌い」なのかなと思ったりします。


……………


先日、孫たちが遊びに来ました。

6歳の長男孫が「やりたい」と言い、末娘とダイヤモンドゲームをすることに。

(まあ、当然のことながら)あと一つで負けてしまう状況になり

ただ、それを認めたくなくて
ああだこうだと言い逃れをし、動かすべき駒を動かさず
「負けない」抵抗を続ける長男孫。


「それを動かさないといつまでも終わらないよ」と言われ
「動かすと負けちゃう」と、よくわかっている。


「残念だけど、今回は○○ちゃんの負けだけど、2回戦を最初からやればいいじゃない?勝てるかもよ」
と気分を変えさせようと言ってみますが

「負けるのはイヤ」

そのうち、涙声になり泣いてしまいました。


長男孫はけっこうな負けず嫌い。

それはもっと小さい頃から変わりませんが

今回少し大人になったと感じたのは
それまでの様に大声で泣き叫んだり地団太踏んだりではなく

黙ってポロポロと涙を零したかと思ったら
そっとその場を離れ
隠れて気持ちを落ち着かせようとしたことです。


今はまだ、「負ける」ことから逃げたくて何とか誤魔化そうとする「負けず嫌い」です^^;

大谷くんや聡太くんのような負けず嫌いには程遠いですが
長男孫の成長も少しだけ見られた気がして

その負けず嫌い、良い方向へ向かって欲しいなぁと思うのでした(❁´◡`❁)


(そう言う自分も、小さい頃の家族麻雀で負けそうになると「もうやめる!」とごねて、ズルを認めさせていたことを思い出しました。孫のことは言えません(^▽^;))




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