すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

令和の姑たち

 

最近、息子のいる友人たちと話していると皆共通して口にすることがある。

あまりにも皆が言うので、へえー⊙.☉今はそうなのか、と思う私は娘三人の母。

 

「休みになると午前中から(息子夫婦、或いは孫も一緒に)揃って(親の)家に来て、お昼ご飯どころか夕飯まで食べて行くのよ」

「あら、ウチなんかお風呂まで入って行くわよ」

「ほとんど毎週ね」

だから〇〇、というのはここでは言わないでおこう(;^ω^)

 

「私たちの頃はダンナの実家に行くって、気ぃ遣ってあんまり嬉しくなかったじゃない?今のお嫁さんはそういうの無いのかなあ?」

という疑問に、皆で考察。

 

「いや、もちろん気も遣うんだろうけど、そのストレスよりご飯を食べさせてくれる有難さの方が上回るんじゃないの?」

という、妙に納得の意見を述べる者あり。

 

「今ってみんな共稼ぎでしょ。息子も、お嫁さんを楽させたいと考えるみたい。孫の世話もじいじばあばがしてくれるから、息子もお嫁さんも楽なんでしょ」

と分析したのは息子を持つ母。

 

「お嫁さんも手伝うって言ってはくれるけど、ダイジョウブよ~なんて言って、結局全部至れり尽くせりよ」

「わかるわかる。あれしてこれしてってお嫁さんには言いにくいしね。我が家の味ってのも別に無いし、あったとしてもそれを引き継いでとも思わないしね」

昭和の姑には到底なれない令和の姑たち。

 

「まあ、大したことしてないから別にいいんだけど、毎週ってのがけっこうプレッシャーなのよねえ」

「わかるわかる~!」

 

そこで年長者の言葉あり。

 

「でもさ、あれじゃない?あなたたちがよくやってあげてるってことよ。素晴らしいわよ。居心地悪ければ行こうなんて思わないんだから」

 

確かにな…とすんなり思えた。

ちなみに私は次女が結婚し家庭を持ったが、家族を引き連れ毎週ご飯を食べに来るとして、そこまで優しく至れり尽くせりが出来るかしら。

それを考えると、やはり息子家族の世話を惜しみなく出来る彼女たちの懐の深さを尊敬する。

 

 

ところで、

息子のお嫁さんに至れり尽くせりの友人は、実の娘が休日にリビングでのんびりしていると無性にイライラして(少しは家の事を手伝えば!)と思ってしまうそうだ。

母は実の娘には厳しいのだ(^▽^;)

 

 

 

 

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