すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

はじまりのとき


先日、久しぶりに絢香さんの歌声を聴くことができました。

ご自身の病気に立ち向かうため歌手活動を休止されたのは何年前だったか・・
それは、類まれなる歌唱力と歌づくりの才能で多くの支持を得て大活躍のさなかのこと。
当時、そのことをブログに記し、いつかまた彼女の歌声が聴きたいと願いました。

自分の娘ほどの、まだまだ若い彼女が病を持ったということ
努力を重ね才能を開花させた彼女が
走り出したばかりで突然立ち止まらなければならなかったこと

どんなに悔しいだろうと
あの時は我が子を思うように可哀想で仕方ありませんでした。
でも、
彼女は辛抱したのですね。
そして、たくましく、時にもがきながらも
前をむいて生きてきたのだとわかります。
愛するひとに支えられて。

・・・・・

「はじまりのとき」

悲しみや苦しみを乗り越えた彼女だからこそ、その歌声には深く強い説得力がありました。
言葉ひとつひとつが彼女の思いとしてストレートに響いてくるのです。


辛い時 あなたの存在が
こんなに大切だと知った
悲しみも喜びも 本当は
隣り合わせにいるんだね

何を選び どこに渡すの?
自分以外の誰かを
信じることも

Life 共に生きる
手と手つないだら 生まれる力がある
Life 悔やんだ昨日  逃げ出した昨日
全て明日につながる
弱さをあなたにそっと差し出す
はじまりのとき

Life 僕を生きる
もがきながらでも 自分という心で
Life 泣いた昨日 立ち止まった昨日
全て明日につながる
目の前にある 扉を開けば
はじまりのとき

by 絢香  「はじまりのとき」より


メロディも、もちろん歌唱も本当に素晴らしく、グっときます。
紹介したいけど・・(^^;
どうか、どこかで聴いてみてください♪

自分的には、最後の6行の部分が特にグーーっときました。

そうだ!
いつだって 歳とったって
目の前にある扉を開く勇気があれば それがはじまりのとき

「僕を生きる」

そう勇気づけてくれたのです。