“あまちゃん”が終わって“杏ちゃん”を観ています(上手いこと言った~)
アキとユイちゃんのシルエットが浮かぶトンネルでのシーンに、
そして二人で海に飛び込むのかと思いきや飛び込まなかったラストシーンには、
ガックリというか、
ぼんやりというか、
そんな想いを抱きつつも、
親の代からの習慣は揺らぐことなく、
翌週、月曜日朝から『ごちそうさん』観ております。
いわゆる、NHK朝ドラの王道とも言えるでしょう。
(そのことが良いのか悪いのかわかりませんが)
前回のように初っ端から度肝を抜かれることもなく、
静かに物語は始まり順序よく進んでいきます。
アキちゃん役だった能年玲奈さんと今回のヒロイン杏さん。とても違う。
違っていてあったりまえだけど、その違いにちょっと戸惑ったのは事実。
しかぁ~し、
いやいやなかなか良いですぞ、とここにきて思うに至っております。
杏ちゃんがイイ!と思います。
もしかしたら評価が分かれるところかもしれないけれど、私は杏ちゃんのあの感じ、イイ!と思います。
高い背丈とどちらかと言えば凛々しい顔立ちで熱演する彼女の、なんて可愛らしくいじらしいこと。
観ていてこちらの胸が熱くなることに気づくのです。
セリフもイイです。
杏ちゃん演じるところの“め以子”が恋をして、
結婚て何なのだろうとつぶやいた言葉への返答です。
結婚は米じゃないか
新米の時期はどうやっても甘くて上手いけど
時が経つにつれ
スカスカのボソボソになってくる
だから炊き方が大切だし
工夫が必要になってくる
それをしないと不味いんだが
それをするのは手間だ
その手間を喜んでやれる相手だと
結婚は上手くいくんじゃないか
しぇいかーーい(正解)!
まさに 真理であーる!!
スカスカのボソボソってのはちょいと苦すぎる表現だけど、
ま、現実を見据えればそうなのかもしれぬ。
新米の甘く美味しい時期は残念ながら意外と短く、
その後の不味くなった米を少しでも美味しく食べられるように工夫し手間をかけること、
それが結婚生活を営むということなんだよね。
わかるよ、わかる
だから、
その手間を喜んでやれる相手だと結婚は上手くいくんじゃないか、って
その通りだと思う。
ま、
今やもう「喜んで~」じゃなく、
「仕方なく・・」でも、
なんとか続いているけどね