すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

「好きな洋画の定番10選」


はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選


映画鑑賞が趣味の一つです。
なので、「好きな映画10選」。


それを考えることはとても楽しいことですが
考えれば考えるほど次から次へと候補が浮かび
ネットなどでちょっと調べてみたりなんかすると
そうそう、あれも良かったと
忘れていたものまで思い出し、絞り切れません。


ならば、先ずは洋画に絞り、とりあえずどんな時でもパッと浮かぶ
「好きな洋画の定番10選」にします。

何度観てもストーリーや結末がわかっていても飽きるということがなく
毎回同じ幸せや感動を味わうことが出来る
微かなマンネリ感ですら発酵し幸福感に昇華しているかのような
自分の映画好きの原点でもある
そんな映画たちです。

ちなみに、番号は順位ではありません(^^)


E.T.(1982年アメリカ)

地球に取り残された異星人と子どもたちの交流を描いたスティーブン・スピルバーグ監督によるSFファンタジー

以前、『E.T.』について書きました。

私は少なくとも上映時間の半分、ただただ泣いていた。
お月様に少年とE.T.が乗った自転車のシルエットが浮かんだ瞬間
不意に無垢な清らかさに胸を突かれ、号泣。
少年たちとE.T.が大人たちに追いかけられながら自転車で空を飛んでいる場面では
ずっとハンカチで口を押さえながら嗚咽。
自分でもどうしてこんなにと、わけが分からなかったが
何しろ泣けて泣けて仕方なかった。
E.T.が少年と別れて宇宙に帰る時には、もう涙も出し尽くした感じで
ぼーっとしながら、ただ涙がこぼれていたのを憶えている。

あの時、自分の中に満杯になって溢れ出した感情は
自分が子どもだった頃そうとは気づかず
大人へと向かう道程でいつしか手離したかけがえのない大切なものへの
愛しくて切なくて苦しくなるほどの思慕だった気がする。
そして同時に、
求めてももうあの頃には戻れないという条理が、ひどく寂しかったのだと思う。


ライフ・イズ・ビューティフル(1997年イタリア)

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イタリアの俳優ロベルト・ベニーニが監督・脚本・主演。
強制収容所に送られたユダヤ人の家族。父親が幼い息子の命を守るため意外な行動に出る。息子に悲惨な現実を悟られないよう、ひたすら陽気に振る舞いながら嘘をつき続けるが……。

とにかく、主演のロベルト・ベニーニが素晴らしかった。それに尽きます。
どう素晴らしいかを自分の稚拙な表現では伝えられそうにありません。
まだご覧になっていない方は是非ご自身の目と心で受け取っていただきたいです。
悲惨な歴史の真実に、胸に大きな穴が空くかのような痛みを覚えながらも
ライフ・イズ・ビューティフル(人生は美しい)」とタイトルが付けられた意味を心の底に感じながら泣きました。
激しく悲しいのに、深く温かい。そんな涙でした。


スミマセン💦この調子で書いていくととんでもないことになりそうなので
も少し簡単にあっさりとやっていきます(;´Д`)


『グッバイガール』(1977年アメリカ)

アメリカン・グラフィティ(1973年アメリカ)

どちらも大好きなリチャード・ドレイファスが主演です。
これらについてはやはり以前記事にしたので、ご興味があれば覗いていただくと有難いです。
思いの丈を綴っております(;^ω^)

komakusa22.hatenablog.com


バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ(1985年、1989年、1990年アメリカ)

言わずと知れた大ヒット作。
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮のもと、ロバート・ゼメキス監督が手掛けたSFアドベンチャー
1985年のカリフォルニア州の架空の都市・ヒルバレーに住む高校生マーティ・マクフライが、親友でもある科学者エメット・ブラウン(通称ドク)が発明したデロリアン改造のタイムマシンで過去・未来へと飛び、そこで巻き起こる騒動を描いています。

全シリーズ、息つく暇もなく終始ハラハラさせられっぱなしの展開と
全てを回収する見事なラストに
わかっていても毎回、胸のすく思いで満たされます。


『めぐり逢い』(1957年アメリカ)

私の生まれる前の映画なので、テレビの洋画劇場とかで観たのだと思う。
主演はケーリー・グラントデボラ・カー
運命的な恋に落ちた男女のすれ違いの行方を描いた名作ラブストーリーです。
デボラ・カー演じるヒロインのいじらしい強がりが切なくて可愛くて。
ラストシーンへの流れにときめきました。


『マンハッタン物語』(1963年アメリカ)

主演はナタリー・ウッドスティーブ・マックィーン

フリーの音楽家ロッキーは、一人の女性に呼び止められた。彼女は、かつて彼に抱かれ妊娠してしまった、堕胎するから金を半分持ってくれ、という。彼女につきあって堕胎医を探すうち、彼は彼女との結婚を望み始めるが……。男女の微妙な仲を描いた恋愛劇。(Yahoo!映画より)

恋愛劇と言いながらプロローグはなかなかヘビー。高校生くらいの頃テレビで観たのかな。
ただ、ラストシーンのロッキーがなんだかとても素敵だったんですよね。
人目もはばからず思いを貫く。あんなふうにされたら嬉しいだろうなと当時の自分は憧れたものです。
実はスティーブ・マックイーンも大好き。
『荒野の七人』『大脱走』『パピヨン』『タワーリング・インフェルノ』など、彼の映画はいろいろ観ましたが
『マンハッタン物語』は彼の繊細な一面が見えてキュンでした。


イカイカン!また長くなってる(>人<;)


トイ・ストーリーシリーズ(1995年、1999年、2010年、2019年アメリカ)

ただただ、大好き。
登場するおもちゃ達の全てが個性豊かで、笑っちゃうような人間味(?)も愛しくてたまらない。
ディズニーお得意のスリル満載のストーリーにはドキドキワクワク。
大切な仲間と心を通わせ、仲間の為に皆で協力し困難に立ち向かうおもちゃ達の姿に
明るい勇気と切ないほどの温もりを覚えて、最後はいつも幸せに包まれます。


『三匹荒野を行く』(1963年アメリカ)

カナダの作家シーラ・バーンフォードが1961年にイギリスで出版した児童書が原作です。
それを基にディズニーが実写で製作。
固い絆で結ばれた犬2匹と猫1匹が主人公で、彼らが協力して300キロ以上離れた飼い主の元に戻るまでの冒険物語です。

公開当時、幼稚園児だった私。歳の離れた従姉と映画館で観ました。
2匹の犬と猫1匹の冒険の旅。
危険や困難に遭いながらもひたすら飼い主の元へと走る姿に引き込まれました。
ラストシーンも感動的で、子どもながらに思わず泣いてしまったこと憶えています。
映画を映画館で観た最初でした。

その頃、母は体調を崩しベッドで寝ていることが多く、まだ幼い私は寂しかったのかもしれません。
そんな私を可哀想に思い、従姉が連れて行ってくれたのだと思います。
とても感動した私は、帰宅後ベッドの上の母に物語を興奮気味に話して聞かせました。
母はずっと嬉しそうに聴いてくれました。
その時の光景は今でも思い出せます。


そして最後は、大好きなクリント・イーストウッドの映画を一つ挙げたい(*´з`)。

グラン・トリノ(2008年アメリカ)

クリント・イーストウッド監督・主演作です。

朝鮮戦争の従軍経験を持つ元自動車工ウォルト・コワルスキーは、妻に先立たれ、愛車“グラン・トリノ”や愛犬と孤独に暮らすだけの日々を送っていた。そんな彼の隣家にモン族の少年タオの一家が越してくる。ある事件をきっかけにして心を通わせ始めたウォルトとタオだったが、タオを仲間に引き入れようとする不良グループが2人の関係を脅かし始め……。(映画.comより)


彼を知ったきっかけは10代の頃にテレビで観たマカロニ・ウエスタンでした。
「好きなクリント・イーストウッドの映画10選」が出来るくらい好きな作品はたくさんありますが
どれか一つ選ばなければいけないとすれば『グラン・トリノ』でしょうか。
終盤の衝撃的なシーンに唸りました。

暴力的なシーンの多い映画は得意ではないのですが
何故かクリント・イーストウッドの作品は然に非ず。
彼が演じる主人公の揺るぎない信念の貫きっぷりには納得させられてしまうのです。
ダーティハリー』シリーズ然り、『許されざる者』然り。

『ハートブレイク・リッジ勝利の戦場』の鬼軍曹も最高にカッコ良かった。
どの作品もそうですが、クリント・イーストウッドの骨太で圧倒的な演技にしびれるばかりです。


以上。
※長々と失礼いたしましたm(__)m


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