「ウチのお父さん、よく喋るよね」
そう言った三女の言葉に
我が意を得たりとばかりに
「そうそう、よく喋る！」
と、食いつき気味に私が言うと
「いや、お母さんもよく喋るからね」
と、釘を刺すように言う三女
「ああ、そうね。ワタシも喋るわ」
と、痛いところを突かれて苦笑混じりの母（←ワタシ）
「まあ、私もよく喋るけど。友だちと喋ってると○○（三女）ばかり喋ってるねってよく言われるし」
「大体、ウチの家族はよく喋るのよ。△△ちゃん（長女）もよく喋るし、☆☆ちゃん（次女）もよく喋るし」
「まあ、姉妹の中では☆☆ちゃんが一番喋るかな」
と、一気に喋り続ける三女
確かに、よぅ喋る
夫と私がお喋りなのは
そういう家に育ったからかと
実の両親も夫の両親もお喋りな人たちだった
だから
同様に育った夫の妹も私の兄もお喋りである
……………
我ら、“お喋り族”が気をつけなければいけないのは
自分の話を聞かせたい気持ちが先に立って
相手の話をうわの空で聞いていることだ
会話はキャッチボールだから楽しい
自分の話を聞いて欲しいなら
相手の話にもじっくり耳を傾けるべきだろう
気をつけねば（︶_︶）
……………
それにしても、4人家族だった子どもの頃
我が家は本当に賑やかだったなあと思う
あらゆる場面で多くの言葉が飛び交った
食事中
入浴中
テレビ視聴中
家庭麻雀中(笑)
両親の夫婦喧嘩中（母は、これはケンカじゃない、議論してるのと言っていたが）、兄と私は息を潜めた^^;
皆が喋りたがって途切れることなく話が続く中
ちょっとした隙間にすかさず言葉を発したものだ
皆が自分に注目し、話を聞いてくれるのが嬉しかった
……………
次女一家の長男孫と次男孫もまた、とてもお喋りである
先月の末に第4子が生まれ、次女夫婦の日常は慌ただしい
それでも、自分たちでやり繰りしながら子育てをしていて
ばあばの出る幕はあまり無いが
せめて会えた時には孫たちの話をゆっくりと聞いてあげること
ばあばの役割かなと思っている
ミルクを飲みながら……足の指に力入ってます(^^)
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