すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

会津、福島の旅


先週末、一泊二日で会津、福島の旅に出かけてきました。

初日、全国的に気温が低いとの予報で、
もう春だからと仕舞ったダウンコートを念のため持って行くことに。
すると、大正解。
一日目の会津地方は、以前よく仕事で訪れた夫に言わせると、そうでなくても寒いところだそうで。
 
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東北自動車道を白河ICで下りて289号線を走って行くと、今だこんな銀世界にも遭遇。
確か気温も0度前後だったはず。
大丈夫かしら・・・と、既にこの先の寒さに恐れおののくわけで。
春だよね?もう。

最初の目的地は「大内宿」
何しろ人で混雑する前に着きたいという夫の願望で、さいたまの家を出たのが午前5時。
8時過ぎには大内宿に到着し、確かにまだ観光客はまばらだった。

江戸時代の宿場を今に残す、全国でも数少ない集落です。
村を通る街道は、下野街道(しもつけ)または会津西街道あるいは南山通り(みなみやま)と呼ばれ、
参勤交代の大名行列もこの街道を通る、会津と今市を結ぶ重要な街道でした。
明治17年、国道121号線が開通すると大内宿はその道すじから遠く離れてしまいました。
(パンフレットより)

なるほど~。
じゃあ、今年の大河ドラマ会津藩のお殿様松平容保公も
幕末、京都守護職に就くため、ここを通って京都まで行ったのかなぁ。

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一年を通して様々なお祭りや催しが行われており、それはもうたくさんの観光客が訪れるのだそうです。
今の時期は桜にも早く、やや閑散期なのでしょうか。

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それでもいろいろと楽しげなお店が開いていました。

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こちらのお店のテーブルには「美人専用」の札が置いてあり、私は座ることが出来ませんでした(><)

ゆっくり観て回ってようやく9時半頃。
この頃には寒さでガチガチに。マスクの中にも鼻水が・・・
暖かさも求めつつの早お昼としました。
やはりここは名物のアレ。

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囲炉裏に手をかざし暖を取り、
鮎(か、イワナ)の佃煮、黄色いたくあんのお通しをつつきながら待つ。
そして、高遠そば

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ネギをお箸代わりにからませすくって口に運びます。
合い間にネギもかじります。
冷たいものしか無いと聞いてちょっと悩みましたが、やはりここはコレを食べてみたかった。
お蕎麦も最高!
おつゆもちょうど良くて、バリ美味しかったです!!

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鮎、イワナの塩焼きも食べられます。
私たちはいただきませんでしたが、
こうして焼いてくれた熱々にかぶりつくのはさぞ美味しかろう~~ ゴクッ!
次回は是非と思いました。
因みにこちらのお店は「三澤屋」さんです。


次に向かったのはお城男子の夫としては外せない会津若松市鶴ヶ城
会津藩のお城です。

幕末の戊辰戦争では約一ヶ月に及ぶ戦いが鶴ヶ城を中心に行われました。
鶴ヶ城は砲弾にさらされ傷つき荒れ果てました。
戊辰戦争天守閣は政府の命令により取り壊されました。
市民の願いが叶い、天守閣が復元されたのは昭和40年のことです。
(パンフレットより)

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ありきたりの写真ですが・・・。the お城

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天守閣からの眺めです。

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桜のつぼみはまだ固かった・・。
来週あたり見頃だろうねと話しました。
敷地内やお濠端などにたくさんの桜が植えられていて、満開の頃はきっと見事だろうなと、
一足早くここに来たことがちょっと残念でもありました。



鶴ヶ城から少し歩くと、今年の大河ドラマにあやかってでしょうか、
「ハンサムウーマン 八重と会津博 大河ドラマ館」があります。

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開館期間は2013年1月12日~2014年1月14日。まさに、大河ドラマ
この頃は確かお昼も過ぎていて、たくさんの人で混雑していました。
多分面白そうで、ゆっくり見たかったところですが、
皆さんもゆっくりじっくりご覧になっていて、列が一向に進まないのにしびれを切らした夫が
「まあいいだろう。いつも観てるから」とかなんとか言って、
ゆっくり見るコースじゃなく、早く回るコースに進んでいってしまいました。
途中、この綾瀬はるかちゃんが持っているような銃を打つ体験コーナーがあり、
もちろん実弾を打つわけではなく、レーザーで的を狙って打つわけですが、
夫も私もドンピシャ。大当たり!
でもどうやら、前の人も後ろの人もそのまた後ろの人も、結局みんな「大当たり~!」だったようです(笑)



大内宿も、鶴ヶ城のある会津若松市
身近に歴史を感じさせてくれる、凛として穏やかな空気の流れる所でした。
大河ドラマにも度々登場する「ならぬことはならぬ」会津魂も共感するところが大きいです。
それを育んだ学問の殿堂会津藩校「日新館」にも行きたかったですが、
また次回のお楽しみにして、会津を後にしました。



その日の宿は福島市内のホテル。
超早起きだったのでその夜は超早寝の私たちでした

つづく