すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

母と

 
今秋から愛知県に住むようになった老親の元へ
ほぼ定期便の介護帰省も3回目
隣県の義母の家への通い介護の合間をぬってであるから
短い日程でなんとも慌ただしい
今回も家の中の汚れを拭き、磨き
冷蔵庫の中味を整理しながら料理を作り
大物の洗濯物をあれこれと洗い、干し上げる
母の所望の家電を買い、お歳暮を発送する
名古屋駅前の銀行まで父に頼まれ同行し
ついでにお昼を食べながら一杯やりたいという父の楽しみに付き合う
 
そんなことをしながら、あっという間にこちらに戻る日になった
 
 
 
耳の遠くなった母との会話は大きな声でなければならず
そのせいだろうか、今、腹筋が少し痛い
そんなつもりじゃないのに
大声で、母に対してまるで怒鳴っているようだったな・・
 
そんなつもりじゃないけど
次はもっと穏やかに話したい
 
以前のように
以前の母とのように
 
 
耳の遠くなった母が夕暮れの部屋の中
ソファーに座り両手をぎゅっと握り合わせている
そうしたまましばらくの間
何も言わず、じっと目の前の何かを見ているのか見ていないのか
 
楽天的で超ポジティブ、いつも朗らかだった母にも
どうしようもない不安があるのかもしれない
そんなことを思うと
そばにいてやれないことが切なかった
 
 
 
栄にて バスの中から
真っ青な空にテレビ塔がのびのびと気持ち良さそうでした
 
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名古屋市内はあちこちでイチョウの黄葉が見頃でした
 
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