昨日、真昼の月の記事を書きました。
正午少し前の東の空に見つけた月のことです。
見えますか?(;^ω^) 雲一つない真っ青な空に薄っすらと
「真昼の月」なるものがあるのかと検索しましたが、これといった解説が見つからず、でも月だよなぁって。
今日改めて「昼の月」で検索したら、ありました。自分の欲しかった答えが( ̄▽ ̄)
『月探査情報ステーション』というサイトにて、「昼間でも月が見えるのはどうしてなのですか?」という質問に対する答えです。(引用させて頂きます)
月はとても明るく輝く天体です。
なにしろ、地球からの平均距離は38万キロメートルと、他の惑星とは比べものにならないほど近い距離にあります。満月の時には、なんとか新聞が読めるほどです。
それほど明るく輝いていますので、昼であっても空の明るさに打ち勝って、見えることがあるのです。昼の間、地上では太陽の光によって空一面が真っ白になってしまいます。太陽の光が地球の大気に含まれる水蒸気やちりなどにあたって散乱するからです。
この散乱の光が通常は星や月の光を打ち消してしまいます。ですが、空気の澄んだ高い山や、飛行機から見ると、その散乱光がとても少なくなって、深くて暗い青空になります。
そうすると打ち消されていた弱い光も見えるようになります。明るいときの金星なども肉眼で見ることが出来るほどです。ですから、金星よりも明るい月は、空の明るさに打ち勝って見えることが多いのです。
なるほど!でした。
大気中の水蒸気や塵などに当たって出来る太陽の散乱光が少なければ、月は昼でも見えるものなのですね。
冬はそもそも空気が澄んでいますし、昨日は風もあり、より澄み切っていたように思います。
ただ、どんな月でも見えるということでもないようです。
『月世界への招待』というサイトで「昼間の月」について解説されていました。
月齢によって見ることができたり全く見えなかったり、だそうです。
例えば、
三日月の場合……午前中に東の空から昇り、昼間もずっと見えています。しかし実際にはとても暗く、太陽からあまり離れていないので見つけるのは困難です。日没近くになると次第に見えてくるようになります。
上弦の月の場合……昼頃に東の空から昇ります。昼過ぎから夕方にかけて、東~南の青空の中で簡単に見つけることができます。
満月の場合……満月は明るいので昼間でもよく見えそうな気がします。しかし満月の見える位置は太陽のちょうど反対側ですから日没頃に東の空から昇り、日の出頃に西の空へ沈みます。ですから日中の青空の中に満月が見えるようなことはありません。
下弦の月の場合……夜半頃に東の空から昇り、昼頃に西の空へ沈みます。かなり明るく、また太陽からも離れているので朝方の南~西の空にかけて簡単に見ることができます。
月齢27の場合……日の出直前に東の空から昇ります。昼間はずっと見えているのですが、月が暗いうえに太陽に近いために肉眼で見つけるのは困難です。日の出前後であればあたりが明るくなっても細い月がうっすらと見えています。
(こちらも一部引用させて頂きました(^^;)
昨日、私が見た月は三日月と上弦の月の間ぐらいだったのでしょう。
ところで、
「上弦の月」で浮かぶのは、吉田拓郎氏の“浴衣のきみは尾花(ススキ)の簪”で始まる「旅の宿」。
部屋の灯をすっかり消して
風呂あがりの髪いい香り
上弦の月だったっけ
ひさしぶりだね
月みるなんて
そして、「下弦の月」と言えば、柴咲コウさんが歌った「月のしずく」。
「逢いたい…」と思う気持ちは
そっと 今、願いになる
哀しみを月のしずくが
今日もまた濡らしてゆく
下弦の月が 謡う
永遠に続く愛を…
どちらもロマンチック💕
三日月も満月もそうですが、
月を見る時、何かを呼び起こされるような、狼君がセツナク遠吠えする気持ちがわかるような、心がザワツクような、
そんな不思議な感覚が降りて来るのは私だけでしょうか( ̄▽ ̄;)
半月はその形を弓に見立て、上弦の月・下弦の月とも呼ばれています。
この上弦・下弦の見分け方を「弦」にあたる欠け際が下を向いている時は下弦、その逆が上弦…と思っていたのですが、それだと少し誤解をしてしまうこともあるようです。
下弦は「弦が下」、上弦は「弦が上」が成り立つのは、実は月が沈む時なのだそう。
また、上弦の月は昼間に出て深夜に沈み、下弦の月は深夜に出て昼間に沈んでいます。
つまり、夕方に見ることが出来る半月は「上弦の月」、明方に見ることが出来る白い半月は「下弦の月」と覚えても良いかもしれないということです。(ウェザーニュースより)
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