NHK朝の連ドラ『あまちゃん』が イイ。
宮藤官九郎氏の「脚本」
(本筋のセリフももちろんイイが、所々にそれとは別のボケやツッコミが散りばめられていて、それに遭遇したときの可笑しみといったら、たまらない)
宮本信子さんの「アキの祖母・夏ばっぱ」
小泉今日子さんの「アキの母・春子」
(ドスを利かせて娘に迫る感じ?自分の都合で娘を従わせる感じ?すぐイライラする感じ?ああ~こういうお母さん(おのれも含めて)、今けっこう多いわ~~と思わせてくれるほどリアル。ちゅうことは彼女、母でもないのに、この演技、実は凄いんじゃないかと思うのさ。しかも、そんな中でふとした瞬間見せてくれるキョンキョンの当時と変わらぬ愛くるしい表情にもやっぱりかなわないんだなぁ。カワイイ~ってね)
「漁協の人たち」でんでんさん、伊勢志摩さん(←この人初めて知りましたが、ま~最高なんです)
などなど・・・などなど・・・
ま、ずるいっちゃあズルイ!
これだけの個性際立つ芸達者の皆さんがぞろり~~と揃っているんだから、面白くないはずがない。
逆に、これだけの面々が揃っちゃって、
ごちゃごちゃととりとめのない、画面がウルサイ感じになりそうでもあるのに
なんか、間がイイと言うか、ピッタリはまっているんだなぁ、みんなが。
そして、
能年玲奈ちゃん「主人公・アキ」
(実はなかなかの天然さんだそう。でも、彼女、演技がどんどん上手になっていると思う。コミカルな場面の表情や間がすごくイイ。努力もあるのだろうけど、天性の才能っちゅうやつを感じる)
夏ばっぱがアキの門出(東京でアイドルになる)に、海岸で大漁旗を振って送るシーンは泣けた。
その25年前、春子が夏さんに背き、アイドルになるために家出同然で上京する時にも
実は、娘の乗る電車に向かって大漁旗を振っていた夏さん。
ガンバレよ~~と。
それにはもっと泣けた。
先週までの故郷編に続き、今日からは東京編。
いよいよアキのアイドル修行が始まるわけで。
いやいや・・なかなか大変そう
でもやっぱり、
めちゃくちゃ面白そうな幕開けだった
『あまちゃん』観ていない方にはなんのこっちゃですね(^^;