すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

大変だったでしょう

 
義母をショートステイに送り出し
今週のオツトメも無事完了。
自宅に向かって2時間と少しの道のりを突っ走る車の中は
晴れ晴れとした開放感と
それに刺激されてか急激に爆発してしまう食欲で
いつもおかしなことになっている。
 
 
 
今日などはデカイおにぎり2個をたいらげ
休む間もなくずんだ大福1個をペロリ。
ルマンドの袋に手を伸ばし次々とほおばる。
合い間にグリーンダカラちゃんを流し込み
キシリトールガムをクチュクチュさせて
またルマンド
最後には実家から持ってきた賞味期限ギリギリの食パンまで食べようとして
ハッと気がついた。
食べ過ぎだわ。。
しかも一気に。。
 
看護師の長女が
「それ、ヤバイよ!看護師がわずかな休憩中にお菓子を貪り食うのと同じじゃん」
「それ、ストレスだよ。太るよ~」って。
 
かしら?
まあ、それでもいいのさ。
そうなっちゃうんだから
 
 
 
ブログにも書いたけど、義母の家を片付けるのは本当に大変だった。
だから
義母が退院してからお見舞いなどで来て下さる人が
「まあーー、玄関、綺麗になりましたねえ 大変だったでしょう~!
などと言ってくださると嬉しくなってしまう。
 
「まあーー、お台所綺麗になりましたねえ。食器棚は新しく作り付けなさったの?」
と訊かれるので
「いえ~、元からある作り付けの食器棚です。食器を整理して綺麗に掃除して並べました」
と答えると
「まあーー大変だったでしょ~!こんなにイイ食器棚だったなんてわからなかったわ」
などと言ってくださり
そうなんです、そうなんです、と心の中で叫んでしまう。
 
「まあーー、おうちの中もこんなに綺麗になって 大変だったでしょ~!
言っちゃあ悪いけど、物が多くてお部屋に上がれなくてね、いつも玄関でお話してたのよ」
なんてこっそり言ってくれちゃったりするものだから
「いえいえ、そんなぁ・・」などと手を振りながら
内心嬉しくてたまらない。
 
長い間生きてきて
「大変だったでしょう」がこんなにも心に沁みるのは初めてな気がするほど。
「大変だったでしょう」に救われる思いなのだ。
 
 
 
大変だったことをわかってもらえる。
それだけで救われる。
頑張って良かったと思える。
そしてまた頑張ろうと思える。
そんなものなのだな、きっと。
 
現在進行中の義母の介護。
たくさんの人が声をかけてくださる。
「大変でしょう」
「無理をしないでくださいね」
そんな言葉に励まされている。