このところ、
“あおり運転”についてニュースやワイドショーなどで度々取り上げられている。
実際の映像がドライブレコーダーによってありありと伝えられ
その信じ難い状況に腹立たしく、恐ろしく、呆れ果てる気持ちになる。
“あおり運転”は今までもあった。
自分もされたことがあるし、他の車がされているのを見たこともある。
東名高速道路の悲惨な事故、いや事件か・・、をきっかけに
その重大な事件性がはっきりと認識されるようになったのだと思う。
“あおり運転”が社会問題として大きく取り上げられるようになり
“あおり運転”の発生件数が減ったとか、ドライブレコーダーの売り上げが増えたとか。
そんなニュースを見ながら夫に
「ウチもドライブレコーダー付けようか」と言うと
「それよりも自分がウッカリあおり運転しないように気をつけなきゃ」と言う。
「ドライブレコーダーを付けている車にはあんまり近づかないようにしなきゃ」と苦笑いの顔で言う。
つまり、
自分はあおっているつもりは無く、前の車について走っているだけなのに
前の車の運転手があおられていると感じること、あるかもしれないということ。
そんな時、ドライブレコーダーで「あおられました!」と言われること、確かにあるかもしれない。
そこで思い出した。
何年くらい前だろうか。(前のブログにも書いたかな)
片側一車線の道を車で走っていた。
晴れて気持ちの良い昼下がり。ノリノリのミュージックでスンスンと走っていた。
前を走る車もスンスンと軽快に走ってくれるので、それに続くようにスンスンと走っていた。
突然、前の車が左ウインカーを点滅させ左側に寄せて停車。
「?」と思いながら横を通り過ぎたすぐ後、その車が発進。
そして、あおってきた。
右に左に私のすぐ後ろを蛇行しながら。
「はぁ~~~??」
車の往来の多い、の割には道幅は狭く、避ける場所も曲がり角もない。
あおられるまましばらく走り続けた
やっとたどり着いた交差点で左折。
その車は大きなクラクションを捨て台詞のように一発鳴らして直進していった。
「何~~~???」の心境だった。
が、後で落ち着いて考えてみると
もしかしてその車は、私にあおられていると感じたのかもしれないなと。
いやいや、そんなつもりは全く無い。
ただ気持ち良く後をついていっただけ。
車間距離も決して詰めていない。
と、自分の感覚はそうだったけど、相手はそうではなかったか・・
それからそこのところ意識し気をつけるようになった。
初心者マークの車や高齢の方の運転する車には、余計な圧をかけないよう、あまり迫らないように。
いずれにしても車間距離をとることは重要なのだ。
テレビで見た”あおり運転“の映像の中には、まさに「あおり運転しやがって!」の男性がいた。
被害者は前の車と常識的な車間距離で走っていたのだが、急に前の車が停車。
横を通り過ぎると後ろにくっついてあおりだした。
それだけでなく、今度は無茶な追い越しをしたかと思うと
被害者の車とその前の車の間に強引に割り込んで危うくぶつかりそうに。
更に、異常にゆっくり走っては対向車線までも塞ぐように斜めに停車。
最後には降りて被害者の車まで来て暴言。
警察に電話しようとすると去っていった。
こ、これは、あおり運転のイチャモンをつける手口か・・?
ただこれも、ドライブレコーダーの映像があれば
どちらが正しいか判断の証拠になる。
やっぱりドライブレコーダー、必要かなぁ。。