すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

「まちがいさがし」を熱唱す


最近カラオケで歌うようになったのが
あの菅田将暉クンのまちがいさがし
若い男の子が切なくも苦し気に歌うその歌を
還暦を過ぎたおばさん(おばあさん)が無理やりにも程があるいうぐらい苦し気に歌っています

最初に耳にしたのはあるテレビドラマ
ラストシーンへ向かうその時に
静かに歌が流れ始めたのでした


まちがいさがしの間違いの方に
生まれてきたような気でいたけど

まちがいさがしの正解の方じゃ
きっと出会えなかったと思う


歌詞がすーっと心に沁み入り
ああ・・そうだよね
ホントにそうだ、としみじみ思いました

作詞・作曲は あの米津玄師さん
さすが、超ヒットメーカー
曲の頭にいい歌詞持ってこられます
少し寂し気な、でもほわっと温かいメロディラインと相まって
一瞬で心を掴まれました


まちがいさがしゲームのように
正解の絵と比べて
ここが違う、ここも間違えていると
自分の人生がちょっと残念に思えること、ありませんか
自分はあります
まちがいさがしゲームの間違いの絵のように
ほんの少し間違えて生まれ出ましたもので

正解とは、つまり理想でしょうか
そして、
こうだったら、ここが正解という名の自分の理想だったら
きっと人生違っていた
もっと理想の人生になっていたのではと頭の中を巡らせて
その後、心の中でため息ついちゃうような
そんなこと、自分は何度もありました

でも、この歌詞が教えてくれるように
そっちの道を歩んでいたら
今自分の周りの大切な人たちとは出会えなかったでしょう
ささやかながら今ある幸せも手に入れることは出来なかった

すこぶる単純な理屈
でも確かな真理


後半の歌詞に

間違いか正解かだなんてどうでもよかった

とありますが
間違えたと思った人生の先に思いもしない正解が待っていて
かと思ったらまた間違えたってこと、しょっちゅうです
自分の人生、これで正解なのか、それとも間違えちゃってるのかだなんてわかりません
確かなのは、
正解か間違いかわからないけど、これが自分の人生
いや、正解とか間違いとかではなく、これが自分の人生
そう思うに至っております


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夕焼けの富士山は本当に優しい