すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

挨拶したら……?

昨夕のニュースで、猿が住宅地に出没し畑の作物や庭の果実をかじるなどして、住民が困惑していると伝えていました。
人間が追い払おうとすると逆に威嚇してくるので非常に怖い。
サルくんたちもわざわざ人間たちを困らしたろと考えてやっていることではないのでしょうが。
山を下りたらなんや美味しそうな物があるやないの。食べてもええの?ほな食べますわ。また明日も来よ🐵
そんなところかな?
しかし、丹精込めて作った作物を好き放題に食べられたら、そりゃ憎いサルめ!となりますね。
以前のブログのお友達は、楽しみでやっていた畑を毎日の様にサル軍団に荒らされ、せっかく出来た作物も収穫前にことごとく食べ尽くされるので、「サルたちに食べさせる為に畑やっている気がする」と嘆いておられました。

猿だけでなく鹿や熊のニュースも最近よく耳にします。
昨日は熊が住宅地に現れ、走り回っている映像も流れました。
ここのところ人間が襲われるケースが頻発しているからでしょうか。現地の人たちは戦々恐々。
駆除ということで射殺されました。
エサを求めて下りてきたのだろうと猟友会の方。
可哀想にと思うのと、仕方ないのかと思うのと。いつも複雑な気持ちになります。


そんな中、ふと目に留まったネットニュース。

山形県のとある町で、朝、登校中の女子児童が道路に人の様な姿を見かけて挨拶したところ、熊🐻だったというもの。
挨拶された熊は山林へと逃げていったそうです。
児童たちはいったん自宅に戻り保護者と一緒に登校。
警察署は下校時間帯に付近を巡回、翌日の登校時間帯にはパトロールするなどして警戒。
当面の間、保護者による登下校時の送迎を依頼したとのことです。

女子児童も親御さんもどんなに驚かれたことでしょう。
熊が逃げたから良かったものの、もしこちらに向かって来ていたらと考えると、何事も無くて本当に良かった。
今後熊には大人しく山に留まってもらって、もう下りて来ないように。
そして、人間たちも安心して過ごせますように。
人間はもちろんですが、出来れば熊にもむやみに傷ついてほしくない。そんなことを少し思うのです。


ところで、
このニュースに実はちょっとほっこりしちゃいまして。

この町の小さい人たちは知っている人じゃなくても行き会えばきちんと挨拶するのだなぁと。
素晴らしい!
それがしっかりと身に付いているから、実は熊だったにもかかわらず人の様と思えば反射的に挨拶しちゃったんでしょうね。
危なかったけれど、素晴らしいです。
いや、危なかったんだから素晴らしいって言ってはダメ?
やっぱり気を付けてと言うべき…かな(;´Д`)

身近に熊に遭遇する危険性の極めて少ない私などには、その恐怖や緊迫感は到底わからないのでしょう。
ほっこりだなんてそんな呑気なこと言って!とヒンシュクものなのは重々承知しとりますm(__)m



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ところざわのゆり園にて(2018年6月)


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