昨日のNHK朝ドラ
「どうして気象予報士になろうと思ったんですか？」と中学3年生の少女に訊かれたモネちゃん。
少しためらいながら
「うーん、誰かの役の立ちたいと思ったから……」
それを聞いて微妙な表情をする彼女に
「面白くない答えだったかな」と苦笑いのモネちゃんですが
「面白くないっていうか、なんかきれいごとっぽい」と言われてしまいます。
少し前に幼なじみのりょーちんにも同じような状況で
「きれいごとにしか聞こえないわ」と言われたんですよね。
「きれいごとだと思われても仕方ない」とモネちゃん、返すのだけど。
そんなことを思い出しながら
「あなたの言ってることは正しいんだと思います」と少女に言うモネちゃんでした。
モネちゃん、なんだか可哀想……
ていうか、
きれいごときれいごとって、
よく人に向かって言えるなあって思うんですよね
モネちゃんの言動に「きれいごと」と言ってしまえる根拠は何？って
あなた、そんなにわかってるの？って
ちなみに「きれいごと」を調べてみると
実情にそぐわない、体裁ばかりを整えた事柄。
手際よく美しく仕上げること。（goo辞書より）
手際よく美しく仕上げること。また、汚さないで綺麗に済ますこと。
現実を無視して、表面だけを取り繕うこと。体裁を繕うこと。
手などを汚さないで済む、楽な仕事。（コトバンクより）
「誰かの役に立ちたい」というモネちゃんの思いが
実情にそぐわない体裁ばかりを整えた「きれいごと」と受け取られたんだろうけど
いや、この際「きれいごと」なら「きれいごと」でもいいじゃない（きれいごとだと私は思わないけど）
「誰かの役に立ちたい」とモネちゃんはとにかく動こうとしている
それが大事なんじゃない？
それに「きれいごと」で終わるのか、そうでないのかわからないのに
人の思いを一瞬で打ち砕くようなそんな言葉、よく言える
そういうのって
人のやることに訳知り顔で「きれいごとだ」とケチつけるだけで
自分は何もしない人だったりする
それとも、「誰かの役に立ちたい」と真っ直ぐ言えるモネちゃんに嫉妬してる？
それで意地悪言いたくなった？
モネちゃんが安易に「きれいごと」を言ってるかどうか
特に、りょーちんはわかってあげてもいいんじゃないの！
幼なじみでずっとモネちゃんを見てきたんだから
（と、まあ、テレビの前で腹立っちゃいました。大人げない(;´Д｀)）
………………
「誰かの役に立ちたい」と思う気持ちは理解するけど
真に「誰かの役に立つ」ことは生半可じゃないとわかっているから
それを真っ直ぐ言う人に「きれいごとだ」と言うのかな
何がその人にとって役に立つことなのか
それをその人は本当に求めているのか
押しつけじゃないのか
自己満足じゃないのか
そんなことに悩んで迷って結局動けなくなる
また、
「誰かの役に立つ」ことは
精神的にも体力的にもおのれを追い詰めなきゃならない時もある
その時に最後まで全うできるのか
中途半端で逃げ出したりしないか
そんなことを考えてやっぱり動けなくなる
私もそんな人間です
でも、だからこそ
「誰かの役に立ちたい」と行動する人に
「それはきれいごとだね」とは言えないんです
自分は何もしていないから
そして、
自分自身の言動にただの一つも「きれいごと」が無いって言えないから
人を簡単に判断し
批判めいた言葉をあたかも一刀両断がごとく発することに
抵抗があります
じゃあ自分はどうなのかと
天に向かって唾を吐いているようで
………………
モネちゃんの「誰かの役に立ちたい」という思いはとても素晴らしい
それが「きれいごと」と言われたって気にすることは全然なくて
あと、
少し肩の力を抜いて
「自分のやりたいことをやる」と考えてみてもいいんじゃない？
モネちゃんのやりたいことを頑張って続けていけば
きっとそれは
何処かで誰かの役に立っているから
なーんて、ばあばは思うわけです(❁´◡`❁)
「きれいごと」問題、どのように決着をつけるのか、今後の展開（脚本）楽しみにしています(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
↑よろしければポチ頂けると嬉しいです(^^)/
