すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

炬燵布団でひと悶着、からの家庭内別居⁉


見覚えのない数式を解きなさいというテスト
何がなんだか、どのように解いたらいいのか途方に暮れる小学生の自分
周りの同級生は一人、また一人と「出来た!」と声を上げる
なのに私はまだ一問も解けていない
このままでは0点だ

「あと5分ですよ」
先生の言葉にじりじりと焦りを募らせる私……………


という夢で目が覚めた。


朝からグッタリである。


こんなに疲れる夢をみたのは
多分あの事が心に引っ掛かっているのだろうと
妙に腑に落ちた。

……………


夫とまた、もめた。


もめた直接の原因は実に些細なこと。

炬燵に二人で入りながらテレビを観ていた。
夫が何度か座り直す際に、炬燵布団に隙間が出来る。
そこから冷たい空気が入るので「布団を押さえて」と言う私。
「え、どこも開いてない」と早速不満気な夫。


以前からそんな事がちょくちょくあった。
ある時は、夫が無意識に炬燵布団を胸まで持ち上げるので、その脇に隙間が生じる。
そこから冷気が入り、こちらは寒い。

「布団を下ろしてくれる?」
「え?どこも開いてないよ」
「いや、寒いから」と言っても、納得できない顔つきの夫なのだ。


冬の間、そんなやり取りが何度か繰り返され
今回のひと悶着だった。


炬燵布団のことだけでなく
納豆のことも、洗面所のことも、玄関の靴のことも、と
次々と夫の不満が出てくる。


要は、
些細なことでゴチャゴチャ言うな!というのが夫の言い分なのだ。


……………


夫ばかりを非難するつもりでなく
自分自身の非や未熟さも省みてだが


確かに暮らしの中の些細なことである。

だからちょっと気をつければ出来るんじゃないのと考える私。

些細なことなのだからちょっと目をつぶってくれてもいいんじゃないのと考える夫。

些細なようで大きな隔たりがあることに気づいた。


また、

夫は自分なりに気をつけていると言うが
私にはそう思えない状況。

男女の違いなのかもしれないし
感性の違いなのかもしれないし
育てられた、或いは躾けられた環境の違いなのかもしれないが

気をつけるレベルが違うのだと思う。


あと、決定的に違うのは

そもそも夫は人から注意されるとか指図されるとかが嫌い。
自分でもきちんと考えているという自負があるそうで
人にいろいろ言われると、それが些細なことでも自分自身を否定された気分になるらしい。

私は注意されたぐらいで自分自身を否定されたとは思わない。
それが自分の譲れない部分であればもちろん反論し、時に闘うだろうが
そうでなければ「ごめんなさい」「わかりました」などはすぐさま言える性質(たち)。
後腐れも無い。


私がそうであるので
例えば、炬燵布団や納豆や洗面所や玄関の靴といった些細なことを
些細なことゆえに、軽い気持ちで夫に言うが

言われた夫は酷く否定された気分で傷つく。



つまり、そういうこと。

……………


同じような展開で何度も何度も何度も何度も繰り返している。

きっかけはいつも些細なこと。

些細なことだが、そうなる根源は深く頑固だとつくづく思う。


今回、夫は家庭内別居を提案してきた。

いや、その言葉を口にしたわけでなく
また、そこまでとは考えていなかったようだが
提案した中身で生活すればそういうことになる。

その提案というのがメンドクサイやり方で、不経済極まりない。
私自身はそれを望んではいないが
少し修正をさせてもらい、とりあえず夫の意に沿おうと考えた。
結果、どの方向に向かうかは全く見当がつかないけど。



ブログを拝読していると、家庭内別居を実践されている方もおられる。

自由で生き生きとしたお暮らしぶりである。

この際、参考にさせていただこうかしら…(* ̄3 ̄)╭



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