すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

新しい家族

 
先々週のこと、
娘が二番目の子を無事出産しました。
男の子です。
 
母子共に元気で有難いことです。
小さめで生まれましたが
母乳やミルクをグングン飲んではぐっすり眠り
出すものを出してはぐっすり眠りと
今のところ手が掛かりません。
まあおそらくは今のところだけかと(笑)
次男坊と言えばやんちゃ、がありがちでしょうから。
 
 
娘は昔から体力気力共にパワフル。
一人目の時、私たちに手助けをほとんど求めず
夫婦二人で初めての育児をこなしてきました。
夫である人も共に看護師で
普通のサラリーマンの様に毎日決まった時間拘束されるのとは違い
ある意味、勤務形態も育児には柔軟に対応しやすかったので
二人で遣り繰りしながらやってこれたということもあるでしょう。
 
それでも二人目、しかも上の子はまだ2歳前となれば
きっと大変だろうと協力を申し出たのですが、「大丈夫」と。
結局今回も里帰りせず
私たちは入院中や退院直後に少し手伝ったくらいでした。
 
正直なところ、
新しい家族を迎え、上の子の面倒もみながら夫婦で奮闘する様子に
我が子ながらエライなぁと思いつつも
頼って甘えてくれないことに寂しさもあるのです。
(特に私はお節介焼きなので・・)
 
でもなぁ。。と、その後で自分自身に言い聞かせています。
そういう人間に育ててきたんだよと。
我が子が自立した人間になるように。精神的にも経済的にも。
その為に厳しくもあったと思います。
 
まぁ、だから
寂しくとも仕方ないのです
 
 
とは言いつつも、
甘え上手の末っ子が子どもを生んだら
さぞかしベタベタと世話を焼かせてくれるのではと
その前段階の結婚の「け」の字もないというのに
愚かな期待をしているワタシです
 
 
 
ここで度々取り上げさせていただいている糸井重里さん。
彼にも最近「お孫さん」が生まれたそうで。
そのことについてのエッセイの中でとても共感した部分がありました。
 
変わったことがあるとすれば、
赤ん坊の両親である娘と義理の息子のことを、
いままで以上に好きになったことかもしれない。
一所懸命に生きているという感じが、とてもかわいい。
なかなかたいへんなこともあるだろうけど、
不安そうにしたり、過剰に心配したりもせずに、
笑いを忘れずに生きているところも、尊敬できる。
こどもが育つって、親が育つということなんだねー。
(「今日のダーリン」より)