すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

孫とスイミング


二ヶ月ほど前、孫のベビースイミングの付き添いを娘に依頼されました。
スイミングの送り迎え、っていうことではなく
何しろベビーですから、一緒にプールに入るってことです。
サラッと頼む娘に、ついサクッと「いいよ~」と応えていました。
還暦過ぎたばあばにサラッと頼む娘も娘ですが
深く考えもせずサクッと引き受ける私も私で。
十年くらい前に思いつきでプールに通った時期があり、それ以来です。
それ以来の水着です。いったいこの体はそこに入るのか?
それに孫を抱えて水の中を動き回るって、今の自分に出来るのか?
正直、少し後悔も過ぎりましたが
今さら泣きを入れるのが体育会系女子としては憚られ
密かに準備を整え、来る日に備えておりました。

いよいよ初のベビースイミング付き添いの日。
数年来続けてきたヨガの成果か、何とか水着に体は収まりました。
水着姿について「ばあば、ダイジョーブ」との孫からのお墨付きを貰い、いざ、出陣!
とは言え、プールサイドに集う若いママたちに混ざるのには
なかなかにメンタル図太くあらねばなりませんでした。(そりゃそうだ)

スイミング大好きな上の孫は動きも激しいので娘が抱え
ばあばは10ヶ月の下の孫を担当。
まだ少し水が怖い彼はおとなしくばあばにしがみついてくれるので
それほど大変ではありません。
向かい合って前に後ろに体を動かしたり、並んでプールの中を移動したり。
ビート板の上に寝そべったり、水の中に潜ったり。
ちなみに下の孫は寝そべるのも潜るのも拒否でしたけど(苦笑)

そんなふうに時間が過ぎて後半。
抱っこしたままその場でクルクル回ろうとしたところ
水圧(と言っても微かなものなんですが)に足元がとられ危うく滑りそうに。
何事も無いような顔でごまかしましたが、内心、ひやり・・・。
そして最後、プールから上がる際も
我が腕の非力さや我が足の重たさに、あれ?マズイ・・・。
平静を装いつつ、渾身の力を振り絞ってようやく這い上がったのでした。

いやぁ、歳だな。。

そんなこんなでしたが、
水の中を歩き漂う感覚は改めて気持ちの良いものでした。
ちょっと忘れていました。
私自身もまたプールに通ってみようかなと。
自信を持って孫たちのスイミングの相手が出来るようになるためにも。
なーんて、殊勝なことを考えています(笑)